中津川市観光大使の坪井環希子氏の帰国にともない、欧州での中津川の広報・営業活動について、そして現地の方々の反応や関心などについて座談会としてお話をしていただきます。

フランス南東部の街、グルノーブルで日本語講師をされている坪井さんは、日本語教育や文化普及の功績が認められ、令和4年度に外務大臣表彰も受賞されている。そして、昨年令和6年には中津川市観光大使にも任命された。
坪井さんのフランスでの活動は精力的だ。フランス南東部・中南部を中心に、精力的に文化広報と観光プロモーションに従事され、持ち前の熱心さでフランス人の「Wakiko」ファンを多く日本、中津川、いや彼女の故郷である「付知」へと誘い、現地の旅行会社などにも働きかけ、来訪へと繋げている。
その活動はさながら、観光業界用語でいう「レップ」(自治体や観光事業者の代わりに、海外でセールスやプロモーション活動を行う事業者のこと)のような活躍ぶりである。自治体などは、このレップに多額の予算を用意し、代理店へと発注する。
しかし坪井さんは、(いろんな意味で)ボランタリーで活動し、しかも様々な可能性を見出し、そしてセールスの成果を上げてくる優秀なレップ、そしてアンバサダーである。

中津川にとって、「付知」(裏木曽)への呼び込みは必要かつ価値ある取組でもある。馬籠-妻籠ハイキングが盛況な中で、オンシーズンにはオーバーツーリズム気味になり、価値の減損や単に通過型の観光による経済効果の逓減が起こりつつある。
そんな中、中津川の花崗岩と美しい水、そして神宮へとつながる豊かな森林や林業などが江戸以前から維持されてきた裏木曽は、この地のアイデンティティを伝える上でも重要な資源である。もちろん、食文化も魅力的だ。

そんな坪井さんの帰国に合わせ、坪井さんの欧州での取り組みを見聞きしながら、その意義や機会、欧州の観光客について知る機会を設けたいと考えた。
ぜひ、中津川内外の方々にこの活動を知っていただきつつ、これからのインバウンド施策について考える機会としたいと思い、今回の座談会を企画した。
時間の都合をつけて、覗いていただきたい。