観光庁が進める令和6年度「ストーリーで繋ぐ地域のコンテンツの連携促進に向けた実証調査」事業に「中山道連携プロジェクト」が採択されました。
同事業は、一貫したテーマ・ストーリー性をもとに、訪日外国人観光客に対し、より価値の高い旅行経験を提供するための構築を目的とした観光庁の調査事業として、令和5年度よりスタートした事業であり、弊社の申請した「中山道連携プロジェクト」が新規採択(採択数9件)されました。

中山道は、日本の田舎を歩くトレイル旅行において一つの目的地として選ばれるまでになっておりますが、県や基礎自治体が細かく分かれている中で、地域側で一貫したコンテンツ整備や人材育成、営業・誘客・手配を包摂的にマネジメントできる体制が整っていない状況が続いていました。
一方で、国外のメディアや旅行会社、あるいは国内のランドオペレーターが外発的にこの地に着目し、発信や送客が進められてきた中で、季節によってはオーバーツーリズムになるなどの課題もあり、観光のサスティナビリティにも課題が生じていました。

そこで、あらためて中山道とその地域地域からそのストーリーと価値を再確認し、持続可能な国際観光目的地としての地域(資産)を確立するために、まずは諏訪・木曽・東美濃の3エリアを対象に本事業を提案しました。
本事業は、単年度の観光庁事業にとどまらず、永続的な中山道資産の観光地域経営に寄与すべく継続していくことを念頭においております。


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